BESSA R2A, NOKTON 50mm F1.1, FUJI Superia 800
人間の耳には聞こえない音がある。
可聴周波数を超えた低音、高音、小さな音。
大脳の認知機能により要らない音としてキャンセルされる音。
おそらくそれ以外にも何らかの理由で意識にのぼってこない音があるんじゃないか。
例えば、聞くのを許されていない音、聞く能力が弱まってしまったために聞こえない音。ヾ(・・ )ォィォィ
音と同様に光に関しても
人間には見えない光、モノが単に波長の長短と明暗だけではなく、
視覚の認知機能によってコントロールされているがゆえに見えない、
それを見る能力が弱まってしまったがために見えない、
そんなことがあるかも知れない。
こういった音や光が有史以前の人類には認識されていたと仮定して、
その時代には有益であったが、次第に言語能力が発達するにつれて
言語化出来ない、あるいは文明化とともに認識出来ることが不利益につながってくる、
そういったことから聞こえなく、見えなくなった、そんなことがあったかも知れない。
こんな話は大抵の人にとっては想像の中だけの話としか思えないだろうけれど、
オルダス・ハックスレーの「知覚の扉」を昔に読んで感動したことが現在の自分にも
影響を強く残しているために、僕にとってはほぼ確信に近い。
人間の認知機能はその長い歴史の中でさまざまに変化し、近代〜現代にいたる
全世界的な価値観の近似化により消え去った認知能力も多いのではないかと。
で、僕としては見えないモノを是非に見たいと考えているわけである。
BESSA R2A, NOKTON 50mm F1.1, LOMO CN800
銀狐が見える、ってそんな話じゃないんですけど、って うーん そうも言い切れない(笑)
0 件のコメント:
コメントを投稿