フィルムの反り

　

　

　

OM-2N, OM ZUIKO 50mm F1.4, 400TX

スキャン時のモノクロフィルムの反りはかなりのストレス！
EPSON GT-X970 では フィルムホルダーから上に出っ張る部分のピントが
☆（フィルムホルダーのフィルム想定面から下にフィルムがずれるとボケる、上にずれてもあまりボケない）
ずれることはあまりないけど、下のガラス面に出っ張るととてもボケる。

じゃなくて！、それ以前に、反りがひどいフィルムはフィルムホルダーに固定するのが難しいし、
そして反りのために弯曲していれば画像も歪んでしまう。
これをスキャンしながら何とかするのはとても大変なのである。

また、２日間ほど重い本に挟めて出来るだけ平らにしたフィルムもホルダーに
固定して３０分もスキャンすれば反りがまたひどくなってきて作業を断念せざるを得なくなる。

　

　

　

OM-2N, OM ZUIKO 50mm F1.4, 400TX

いまのところ、１スリーブフィルム(5-6コマ) ずつ事典の間から持ってきて、
一気にスキャンし、次の１スリーブフィルムに交換する方法でなんとかしている。
でも、これじゃあスキャンが面白くもなんともなくて苦行みたいな感じ(笑)。

　

　

　

OM-2N, OM ZUIKO 50mm F1.4, 400TX

これを解決するのに、ANR ガラス(Anti Newton Ring Glass) をフィルムホルダー上の
フィルムの上に重ねて押さえつける、という方法がある。
あちこち読んでみたけれど、これしかないって感じだなぁ…

材料と道具は（ANRガラス、ガラスカッター、研石など…）Yodobashi で売っている。

　

　

　

Canonet QL17, PRESTO 400
　　

PRESTO の反りは400TXほどひどくはありません。

完成品はココで売っている。
（ホルダーは買わずに自前のを使う）
効率も考えて６枚を一度に買うと、２万円を超す。
やっぱ Yodobashi で揃えるしかないでしょ(笑)。 
ガラスで手を切ることがあるそうだから そこは十分に気をつけてだなぁ。。。。

人は誰でも認められたい、褒められたい。

　

　

　

Canonet QL17, 400TX

僕らは小さな子供の頃から何かが上手に出来て褒められることが至上の喜びだったり、
そのために努力してみたり、うまくいかないときには他の方法でチャレンジしてみたり。

自分が上達したという自己満足も大きいけれど、学校などで表彰台に登るなんて
光栄な事態になったならもう恥ずかしいやら、ご飯も喉を通らないやら、親にご褒美ねだってみたりやら(笑)。

　

　

　

Canonet QL17, Presto 400

しかし、学校というところは、子供の全ての能力を試すわけではなく、またごく限られた
領域を重点的に学ばせるところだから、あまり褒められることと縁のない子供たちも
出てくる。褒められない・認められないことがさらにその子の意欲を低下させる。
教師によってはそこら辺を心得ていて、ナントカ君は勉強はあまり出来ないけど他の子が
困っているとスグに助けに来てくれるもんね、そんなところ先生は好きだな！
なんてフォローしてくれることもある。

　

　

　

OM-2N, OM ZUIKO 50mm F1.4, TX400

僕自身はあまり勉強をしないのにもかかわらず成績はあんがい良く、また表彰台の
上に登る機会も多かったので、憧れはピアノが上手だとか絵がうまいとか、そういう
特殊技能（？）にとても長けている子たちだったなぁ…

いずれ、学校・自宅で過不足なく認められて、うまい具合に希望したとおりに進学でき、
いまの仕事にも基本的に満足している。

　

　

　

OM-2N, OM ZUIKO 50mm F1.4, Fuji Pro160C

問題なのは、僕のような自慢話をしたい輩が増えつつあることで・・・・　ぢゃなくて！

問題なのは、若年期に学校でも家庭でも認められることなく育ち、またごく常識的な
意欲に欠け、社会的能力も育たずに大人になっていった場合、そういう大人たちが
具体的にはどういった不満を抱えて生活しているのかを、もっとわれわれ一般人も考えなくては
ならないのでないか、現在の状況では不十分なのではないかということである。

こういった若年期の育ち方が災いして起きたのではないかというとても不幸な事件が
続いたことがあった。

その状況はいまも変わっていない。
幸いにも社会の表面に現れないだけのことである。

僕は普通に社会生活を送っていて、仕事をしていて、「もしかして」と思うことが
増えてきているような気がする。

社会的能力が低下した状態では、たくさんの人に認められることと、大勢の注目を引く
結果になることの境界線があやふやになるのではないだろうか。自分の仕事の達成度と
RPG の中で達成したポイントとが混同されてやしないだろうか。


　
街の中で、いつ、現実・社会性を失った不幸な人間の爆発と遭遇するかわからないのである。

香り

　　

　

　

OM-2N, OM ZUIKO 50mm F1.4, 400TX

青空が広がる日が多く、公園や川沿いを散歩したりしていますが、
いまひとつ春っぽい香りがしてこないと思うんですよ。
一つには風が強いから、もう一つの原因は最高気温が低めの日が多い（晴れるけれど）から。?
つまり雪の下に埋もれていた雑草などが分解されて出てくる匂いが少ない、薄い
だからかなぁ？なんて勝手に想像しています。

単純に、あっしの鼻が悪くなっただけかも知れません(笑)。

　

　

　

Canonet QL17, Presto 400

ところで、きのうその写真をアップした Canonet QL17、今回はモノクロを使いましたが、
やはりなかなか僕の好みの写りをしています。      …いつだったかのカラー
欠点は重いこと、SSリングの抵抗が強いこと、露出補正する手順が煩雑なところ、
こんなところでしょうか、大ざっぱに言って。


出かける時、たまには一緒に連れて行ってあげないとね♪

ブログを再開します

　

　

　

Canonet QL17, Presto 400, 

つい最近 退院してきました。
まだ体力が十分ではないので今月は自宅療養、つまり散歩したり作業(整理とか)したり職場の準備をしたり。
入院するとき、励ましのお言葉を数人の方々からいただきました。その後もいただいておりました。
とても嬉しかったです。
　
ありがとうございます。

まだ完治したというわけではないのですが、仕事も生活も趣味もしっかり100%でやっていくつもりです。

入院中に経験したさまざまなことについてはあまり書きません。
「何か書くべきなのかな？」とも考えましたが、僕にはそんな資格はないので。

　

　

　

OM-2N, OM ZUIKO 50mm F1.4, Lomo CN400

カメラを持っていったなんてお恥ずかしい限りですが、僕にとってカメラは想像の世界への
入口、非日常的世界への出口でもあり、「心の退避所」でもあります。
とくにフィルムカメラ、昔々のRFカメラはいろんなことを思いつかせてくれます。
そして、手に馴染んだ相棒的フィルム一眼レフからは思い出があふれ出てきます。

だから２台も(笑)。

治療を受けながら週に１回程度の検査を受け、その結果の説明を聞くたびに浮き沈みする自分の心を
安定させる力が強かったのはこのカメラたちでした。
（家族とはインフルエンザ流行のため、ほとんどの期間 面会できず）

だから、結果的に良かったと思っています。





 入院前同様、どうぞよろしくお願いいたします。

氷結

　
　
　

　
　
　
　
　
　

　

　
　
　

human nature

　
　
　

　
　
　

－２℃

　
　

　　　
　
きょうの最低気温は－２℃でした。　　
　　
このフィルム、１０回くらいスキャンし直したでしょうか、、、、
満足できなくてトホホです。。。。
　
　
　

壁

　
　
　
　

　　
　
　　　
スキャンの仕方を変えて、いろいろ試しています。
まだまだ良くなるのか、元のフィルムの出来（うまく撮れたか）があまりわからないので困ります。
　
　
　
　
　
　

枝

　
　
　

　　
　　
　　
Canonet QL１７ の世界にどっぷり浸かっています。
　
CanoScan 8600F ドライバーを更新したせいでしょうか、とてもいい感じです。
　

　　

フィルムカメラのすすめ

　
　
　
　

FUJICOLOR SUPERIA PREMIUM 400
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　

FUJICOLOR SUPERIA PREMIUM 400　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　

FUJICOLOR SUPERIA PREMIUM 400　　　　
　　　　
　　　　　
　　　　　
　　　　
　　　　

FUJICOLOR 100　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
上の３枚の写真は、ボクの自宅から５キロほどのところにある牧場で、
１１月７日に撮ったものです。（最後のはいつだったかなぁ・・・？）
こちらはもう冬になってしまい、曇り空で霧がわずかにかかった条件での撮影なので、
ちょっと寂寞とした写真になってしまいましたけど、、、、


最近、Ｃａｎｏｎｅｔ ＱＬ１７ と言うフィルムカメラを手に入れたので、
はやく上手に撮れるようになりたくて、バンバン撮りまくっています。

カメラについているレンズはとても優秀なもので、ボケ味もなかなかです。
欠点は逆光に弱いことと、色が少し薄めになる（味でもある）ことです。
あと、もちろんマニュアルフォーカスです。

カメラ本体の写真はこちらです。


このカメラの値段は５０００円、（中古品）
２０００円くらいの紫外線フィルター、それから１５００円くらいの電池アダプターが必要です。

消耗品は、フィルム（６２０円 ３６枚撮り）、電池（４００円、おそろしく長持ちする）、現像代、これだけです。

ちなみに　現像＋ＣＤ焼きの代金ですが、１０００円はしません。
　
　
みなさんもフィルムはじめてみませんか？
たまに撮ってみるだけでも楽しいですよ♪
　
　

　

いつまでも…

　
　
　
　

　
　
　
　
　
　

秋：冬＝２：３

　
　　
　

　
　
　
昨日、県南の一関までクルマで行ってきました。　（盛岡～一関　１００ｋｍ）
ボクは助手席担当、運転担当や後部座席担当と雑談しながら
見学の小旅行、ちょっとした遠足気分です(笑)。

昨日11月11日は、ポッキーの日ということで盛り上がりました。
鮭の日でもあるんですね。

盛岡から１００キロくらい南に行くと、緑が多くなり、紅葉も派手さを増し、
まだまだ秋真っ盛りなんだなぁ、同じ県内なのに、、、、

一関では、秋：冬＝１：１
盛岡では、秋：冬＝２：３　ということでまとまりました(笑)。



さてさて、冬眠の準備しなくっちゃ！
　
　

温かみのある写真

　
　
　


　　　　　
　　　　
　　　　

Canonet QL17

レンジファインダーカメラを手に入れました。
かなり古いもので、１９６５に販売開始されたタイプです。
この機種の後、何種類かのQL１７が製造販売されたそうです。




まさに古色蒼然！、てことはなくて、とってもクリーンな個体です。
シンプルでいいでしょう？、でも F1.7、フィルター径５５ミリ、EE です。　
EE : Electric Eye　　　　QL : Quick loading





レンズの左上にあるファインダーの中の距離計とレンズが連動していて、
ピントを合わせる仕組みです（二重像が重なるようにする）。

カメラのあちこちを見て、フムフムこれはアレだな、とか一応理解したつもりで
外に出ました。

電池 :      SR43 + Kanto MR-9 アダプター　Amazon より購入


 



　
　
記念すべき２枚目の写真。
ディストーションを見たかったので。
最短近接距離は８０センチ、だいたいその距離で撮りました。







近くのビルのエレベーターからパチリ！　　
ちょっとピンぼけ、色もおかしい感じがするけどボクのスキャナーではこれ以上補正することは出来ませんでした。

あ、そうそう、シャッター音は静かで、どっか遠くでカチッと鳴ったような、、、、
でもレリーズ押してますからね、わかりますよ、でもちょっと頼りない。。。。
　
　
　
　

　
　
あっしの好きっぽい被写体。
まぁまぁ繊細に写ります。
シャッタースピードは１/５００sec までだからNDフィルターも持って歩かないといけないな（OM ZUIKO 用のが使い回し出来ます）。





　
　
最後に花の写真を。
これはコントラストを少し上げています。
左側のボケが汚い感じですが、
これは撮ったときに露出が不適切だったため。
暗めにスキャンして花の色を出そうとしてさらにダメにしてしまった。
　
　
撮るときの露出にもっと厳密になって、綺麗な描写が出来るよう練習していくつもりです。