OM-2N, OM G.ZUIKO 55mm F1.2, LOMO CN800
われわれ日本人の宗教は? と質問されたらどう答えるだろうか。
少し考えてみた。日本人の月への思いや花を人格化して考える傾向、
神様の数の多さ、祭事のありようなどを思い浮かべてみると、
どうしても行き着くところは「神道」になる。
僕は宗教の専門書を理解しながら読み通す努力なんかまったくしたことがないから
素人考えなんだけど、日本人の死生観、運命や人間を超越したものの存在に
ついての考え方は世界中あらゆるところにあった未開の文明に見られるような
原初的なもので、かつそれらにはかなりの共通点があると思う。
つまり古代からのヒトとしての自然に対する理解の仕方、対処の仕方を古事記などの
古典に範を求めながらひとつの宗教として構築し格を高めたものが神道なわけで、
文明国家としての宗教としてはかなり珍しいのではないだろうか。
このある意味 人類として原初的な部分を多く持つ神道の精神性を探ってみて、
その上に立ってこの世の中、自然を見つめ直したら いままでに経験したことのない
感性に出会えるのではないかと、それはとてもとても興味深いことではないかと思った。
さて、何からはじめるかだ。。。。
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