BESSA R2A, M-ROKKOR 90mm F4, Rollei Blackbird
ISO 100 で撮って失敗し、ISO 50 で撮ってみた Blackbird ですが、
白飛びしている部分が目立ち、気になっていました。
で、ストレートにスキャンするのではなく、露出を多少落として、コントラストも
ある程度 落としてスキャンし直してみました。
そうすると上の写真のような結果になり、ほぼ満足しています。
今回のことからとても大切なことを学びました。
前にアップした水道の蛇口の写真もスキャンしなおしたらけっこういい感じになったので
今後もしばらくは[ ISO 50・ スキャン時 露出↓コントラスト↓]でやっていくつもりです。
そして また5本 注文してしまいました(1本が 800円、Ilford HP5, FP4 の2倍の値段)、
大切に使っていくつもりです。
あんがいすぐに飽きるかもね、濃い系のフィルムだし。
少なくともスタンダードとしては使えないからなぁ…
Blackbird、フィルムベースの色はこんなです。 ちょっと意外でしょ。
2 件のコメント:
ある方のブログにはパリの景観をフィルムで撮った作品があげられています。
少し影のある落ち着いた諧調のそれは、まさに自分にとってのヨーロッパそのもの。
そして今回Crackerjackさんのあげていらっしゃる一枚目は、自身の中のヨーロッパを感じさせます。
ヨーロッパへ行きたいなどという感覚はないのですが、ヨーロッパを思わせる写真というのはどうしてこうも魅力を備えているのでしょう。
2枚目の写真はまるでカラーのようですね。
モニター経由で見ているのでCrackerjackさんが感じ方とは違うかもしれませんが、青みがかって見えます。
ある意味とても理想的だなあ。
自分は、カラーでモノクロのような写真、モノクロでカラーのような写真を撮りたいと思うことがあるんです。
n.n さん
こんばんは。
上の写真は、建物のわきによく設置されている送水口なんですが、
ほどよい金属光沢(つや消し風)でこのフィルムで写したらどうなるんだろう?
と思い、単体露出計で計測した値を使って撮ってみました。
フィルム自体の色合い、コントラストは n.n さんが仰るようにヨーロッパの昔風モノクロ写真な感じ。
すっかり気に入ってしまいました。
ヨーロッパのモノクロ作品にはウィットに富みながら、作風そのものは抑制の効いたものが多い気がします。
穏やかな描写の方が、観賞する側は入っていきやすい、長い時間楽しんでいられる、そんな印象を持っています。
彼ら、実際にはとてもパワフルですから 感情を込めた作品は極端な場合、恐ろしくも怪奇的なものもありますよね。
でも、抑制の効いた入りやすい作品の方が断然好きです。
上の写真の色合いは、フィルムの色合いがスキャンによって階調反転したものです。
実際のフィルムベースの色合いは、下の写真のように 薄いシアン〜ブルーです。
スキャナーの設定をモノクロにし、彩度は変えずにスキャンすると上の写真の色合いになるわけです。
ISO 50 で撮影し、ISO 100 の一般的な黒白フィルムとして写真屋さんに現像してもらうと良い結果になるようです。
n.n さんも一度使われてはいかがでしょうか、35mm フィルムしかないのが残念です。
Rollei のモノクロフィルムは説明を読むと自家現像を前提としたものが多く、私に使えるのはこれくらいしかないようです。
Ilford の HP5, FP4 もコントラストが強く、面白そうなのでそのうち使ってみるつもりです。
モノクロで色を想像・連想させるような写真は、やはり彩度をゼロにして「黒白写真」にしないとダメですね。
私は今はこの色合いに惚れ込んでいるので、色を残していますが、いずれ彩度ゼロの写真にしていきたいと考えています。
「カラーでモノクロのような写真」、興味深いですね! いつか拝見させて下さい!
私は色の濃い写真を見るのが苦手なので、好きになりそうな予感がします。
コメントありがとうございました。
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