
われながら美しい色が出たなぁ、と思います(笑)
リバーサルフィルムで撮った写真をスキャンし、デジタル画像とする。
露出がうまくいったとき、フィルムを見ても、スキャンした画像を見ても
とてもスッキリした、ややコントラストの強い画像に満足することが出来る。
でも、この写真は、デジタル一眼で撮った写真に似てはいないか?
見分けのつかない写真をデジタルカメラで撮ることが出来るのではないか?
リバーサルフィルムで撮ったディスプレイ上の写真の特殊性ってどこにあるのか?
十数本のポジフィルムでいろいろ撮り、そんな疑問にぶち当たった。
最初のうちは、あぁ緑っぽいなぁ、あぁ紫っぽいの何ともならないなぁ、どうすれば…
いい色を出すことばかりに専念していて、リアリティを追っていたが、
少し上達して見栄えがするようになったら、今度はそんな疑問・悩みが…
【やっぱり、リバーサルフィルムにしかない「色」「写り」「深み」っていうのがあると思います。】
なんて文章をネット上で見つけたが、それを詳しく説明した文章はまだ読んだことがない。
フィルムで撮って、最高の画像、でもデジタルカメラでも撮れる…
そんなことだったら意味がないじゃないか!
ここで結論を出すのは早すぎるけれど、僕にとってはけっこう深刻だ。
1枚・1枚、丁寧に撮っているので、露出のこと、ボケ味のこと、かなりわかってきた。
それはそれで大きな収穫なんだけど、ランニングコストがバカにならないフィルム写真の
意味合い、とくにリバーサルフィルムの場合、どうなんだろう?
少し色被り、色ずれのある場合はすぐリバーサルフィルムで撮ったってわかる。
でも、緑っぽい写真も紫っぽい写真も好きじゃあない。
いまのところ見いだしたリバーサルフィルムの利点は、その解像度にあると思う。
精細さ、緻密さ、精緻さ、、、、 でも、ディスプレイの解像度という壁がある。
あぁ、悩みは尽きないね(笑)。
2 件のコメント:
こんばんは。
リバーサルを撮っていると出てくる疑問ですよね。
それに対する解答って僕も見いだせていないなぁ。
リバーサルの疑問は一旦脇へ置いて、クラさんの熱心さで今度はカラーネガを精査してみてはいかがですか?
僕はリバーサルに関してはデジタルとの比較で意義を見出すのではなく、ネガの対として意義を見出しています。
もしかしたらクラさんもちょっと視点を変えてどっぷりとカラーネガをやってみたらリバーサルにフィードバックできるのではないかな、と思いました。
クラさんのネガ研究を見てみたいって言う大いなる好奇心ももちろんありますが(笑)。
fuzuki さん、こんばんは。
少なくともリバーサルの白飛びはデジより自然な感じに写る、
そういう利点もいま思いついたところです。
でも、デジも進歩していますからね、時間の問題でしょう、デジでの不自然な白飛びが解消されるのも。
あと、一台のカメラでいろんなリバーサルを使えると言うのもデジにはない利点かな?
ネガは、明らかにデジより多くの情報を持っていて、暗い方、明るい方をカットしない限り
スキャン結果は、味わいある、そうですねー、空気感がいっぱいの画像になりますよね。
それもフィルムの種類によってかなり色合い、風合い、粒状性も変わりますし、
あ、透明感がある写真なんかもデジとは違う方向で出てくるのに最近気がつきました。
何て言うか、「水で濡れたような透明感」、いまはこんな表現しか出来ません(Fuji Pro 400)。
レンズの特性かも知れませんけど(フィルムカメラのレンズはたいてい中古で安く手に入る!)
デジの写真は画一的で平板に見えてきたこの頃です。
fuzuki さんの言われるように、もっともっと、いろんなネガフィルムを使って見て、
どんな違いがあるのか、どういう写真を僕が好きなのか
試していく必要がありそうです。
その試していくこと自体が楽しそうですし、違いが良く見えるようになっていったら
もっとポジのことがわかるようになるかも知れませんね!
いろいろ教えて下さって、ありがとうございます!
ネガをもっと使っていくことにします。
2週間前は、「僕はポジでいく!」なんて決心してみたりしていたんですよ(笑)。
ポジフィルム、たくさん買っちゃいました。; )
コメントありがとうございました !!!!
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