才能・腕前のことは、あっちに置いといて(笑)
ARAX-CMってカメラ、一昨年の9月に手に入れたんですが、、、、
ちょうどその頃、OM-2N でフィルム写真を撮ることに熱を上げていて
よし!その次は中判カメラだ!てな雰囲気でウクライナに注文しました。
そのうちなぜかフィルム熱が冷めてきて、またデジタルばかり撮るようになってしまい、
このカメラは数回使われたのみで棚の奥へ奥へと・・・・
今年になって、7月頃からまたフィルム熱に罹ってしまい、OM-2N を使いはじめました。
そしてこの間、大掃除の時、このカメラの入った箱を移動する必要が出てきて ARAX と目と目が合い、、、、
やっぱり使って欲しいって思っているよね・・・・ (そうだよ・・・・ )
で、使うことにしました。
ARAX-CMはここから購入しました。
もとは Kiev88CM という名前のロシア製(その前はソ連製)カメラで、
ウクライナのキエフ市にあるアーセナル工場で作られていたのを
ARAX という会社がブラッシュアップさせて売っているんです。
Kiev88CM については Wikipedia に詳しく書かれています。
CM とは、six mount 、つまり 「ペンタコン6 マウントのレンズを使いますよ」の意味。
88 とは、ちょっと調べてみましたがよくわかりませんでした(1988年 ? 88番目?)。
フィルム一本で12枚しか撮れないので、1コマあたりのコストは35ミリフィルムの3倍、
1枚1枚、さらに慎重に撮っていく必要があります。
他のKiev88 に関するネット上の資料
Kevin's Kiev 88 page
KIEV NOTE
NOCCHI’S HOMEPAGE
Kievaholic Klub
4 件のコメント:
明けましておめでとうございます。
いつもfotologueでお世話になっておりますいさです。
本年もどうぞよろしくお願いします。
実はブログもずっとROMさせていただいておりました~(^^ゞ
それにしても、こんなカメラがあったのですね~…
見た感じはハッセルをロシア流にごつく荒削りにしたような感じですが、シャッターフィールとかどうなのでしょう…
私もちょっと欲しくなってしまいました…^^
いささん
明けましておめでとうございます。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
ありがたいことです、読んで下さっていらしたんですね(^^)
そうそう!中古のキエフを購入するのはこわいけれど
すっかりオーバーホールされて、ちょっと格好良く
味付けされたキエフを買うのは、いざとなれば修理も頼めるので
チャレンジしてみました。
結果的にはほとんど問題のないカメラです。
難点というかストレスに感じているのは、
・ブルーの革張りがかなりいい加減なこと。
・フィルムを巻き上げる前にSSを変えては絶対にいけないこと。
この2点です。
シャッターショックは
あんがい高音で大きな「かちっ」が鳴りますが、
低音の成分は少なく、ボディがけっこう重いので
手持ちでの撮影でも問題ないと思います。
シャッターフィールは
音としては上の「かちっ」+「ひゅーん」という
小さめのチョロQを空回りさせた様な音がします(笑)
やっぱりゼンマイが入っているんですねヾ(・・ )ォィォィ
ワンセットの値段がかなり安いのと、ペンタコン6の
大抵の中古レンズもかなり安いので、お手軽に楽しめるとボクは思います。
よかったらキエフ仲間になられませんか?^^
はじめまして。
ハッセルが余りにも高価なのと
費用対効果の面で?な事から
ARAXの購入を検討しています。
このカメラどうでしょうか?
以前オリジナルの88CMを購入
しましたが、あっという間に
故障してしまいました(汗
1/1000などは動いてますか?
匿名さん
こんばんは。
ARAX はあまりお勧めできません。
製品としてあまりにも不完全だからです。
まず、やってはいけない、これをすると壊れる、そういう操作が何点かあります。
くわしくは、http://www.ne.jp/asahi/bird/masato/photo/kiev88.html に載っています。
そして、1/1000 sec は幕の走行ムラがあるので事実上使えません。
実用的に使えるのは 〜1/500 sec と思った方がよろしいです。
ミラーボックスからフィルムまでの間にレンズからの透過光を部分的にやんわり遮ってしまうところが3カ所ありましたが、
2カ所は自分で直しました。まだ視野の左上に残っているのですが解決できないでいます。
故障したときに、国内で直せるところがありません。ウクライナに送るしかありません。
いずれ、今でもシャッタースピードの精度に不安を感じながら使っています(単体露出計使用)。
ペンタコン6 の数々のレンズをお使いになられたいのであれば、PENTACON six TL というカメラをお勧めします。
程度の良いものを入手出来れば、ストレスなく使える優れたカメラです(中古品で、生産台数も多かったため安価です)。
ミラーロックアップが出来ない、大きくて重い、この2点のみ不満に感じていますが、デザインも気に入っているので愛着を抱くようになりました。
あとは、露出計内蔵のプリズムファインダーは暗すぎて実用的ではありません(使えますが)。単体露出計を使うのがベストです。
そして、これまたやってはいけないコト、いや操作する上での儀式みたいなものがあり、ちゃんと調べてから使わないといけません。
故障した際、国内に修理を請け負ってくれるお店がたくさんあるので(かつリーズナブルな代金で)、これはとても安心できることです。
多数のオプション品、アクセサリーが eBay で手に入るのも魅力です。
ARAX と言うか、Kiev 88CM は、個体によってはまったく問題なく使えるものもあるようです。
とくに http://www.hartblei.com/price_list.htm の関わっている品は良さそうな印象があります。
eBay でも Hartblei の技術者が調整したというものが数多く出品されていますが、これらは良い品なのかも知れません。
僕は ARAX-CM 、PENTACON six TL のふたつを持っていますが、
ARAX-CM もずっと大切に使い続けていくつもりです。
ずいぶん苦労させられましたが同時にたくさんのことを教えてくれたカメラでもあります。
少しくらい露出がずれていても、少しくらい縁が暗くなっても構わない、もっと使い込めば慣れてくるさ、そんな気持ちです。
コメントありがとうございました。
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