OM-2N, OM ZUIKO 135mm F2.8, NATURA 1600
中国の李克強総理の言う、
「現在、中日関係は確かに比較的困難な状況にあり、その根源はやはりあの戦争、歴史に対する認識、正確な認識を終始保持できるかどうかにある。正確な歴史観 を堅持するには、歴史を鑑とし、未来に向かう必要がある。一国の指導者は、先人が作り出した成果を継承する必要があるだけでなく、先人の罪行がもたらした 歴史的責任を担うべきでもある。当時、日本軍国主義は中国人民にあの侵略戦争を強制し、私たちに多大な災難をもたらし、最終的に日本国民も被害者になっ た。今年のような重要な時期は中日関係にとってテストであり、チャンスでもあると思う。日本の指導者が歴史を正視し、一貫させれば、中日関係の改善と発展 に新しい契機が生まれ、自然と中日の経済貿易関係の発展の良好な条件もできるだろう。」
これはまったくその通りだと思う。
どのようなきっかけ・過程を経て日中戦争が起きたか、またその時点で日本人は
中国人をどのように見ていたか、こういったことを詳しく知る者は少ないのではないか。
また、太平洋戦争のきっかけになった真珠湾攻撃はアメリカが誘導した、だから…
な主張は部分的には正しいが、太平洋戦争の遠因はどこにあるのかを知る者も
少ないのではないかと思う。
これらを正しく知ることで、いまの政府の諸外国に向けた政策・対応がどのように
見えるか、いままでの認識がどのくらい変化するか、是非とも試すべきではないだろうか。
中国にまた謝る・謝らない の問題ではなくて、日本人としての自覚の問題だと思う。
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