OM-2N, OM ZUIKO 135mm F2.8, NATURA 1600, YA2
「100年のマラソン」と名付けられた中国の長期戦略があり、
いろいろなサイトで取りあげられているが、とりあえずココ。
・中国は「平和的台頭」や「中国の夢」という口先だけのスローガンを掲げて米国を安心させ、対中関与政策をとらせてきた。だが実は建国100年とな る2049年を目標に、経済、政治、軍事の各面で米国を完全に追い抜き、自国の価値観や思想に基づく国際秩序と覇権を確立しようとしている。
・中国共産党指導層は、米国が実は中国の現体制を骨抜きにし、国際的にも封じ込めて変質させ、米国主導の国際秩序に従属的に参加させる意図だとずっ と前から断じていた。だが表面上は米国の主導と関与の策に従うふりをして、その一方で国力を強め、米国の覇権を奪い、中国主導の国際秩序を築く長期戦略を 「100年のマラソン(馬拉松)」として進めてきた。
「中国の価値観や思想に基づく国際秩序」って何だろう?
いろいろ調べたり考えてみた結果、それは「冊封」だろうと思う。
中国はなんと漢の時代から清まで、この方法で近隣諸国を支配してきた。
毎年、貢ぎ物をすることと、戦争の際には兵を出すこと、大事な決定をするときには
中国の許しを得ること、しかし自国内の自治権はほぼ保証されていた。
例えば李氏朝鮮は中国の明から清の時代にかけて、この冊封という形で中国に
従属していた(その代わり自治を許されていたということ)。この冊封国にも
序列があり、順位が高いほど自由度が高かったかも知れない。
この明から清の時代の李氏朝鮮は、同時代の日本より冊封国として地位が高かった
(もちろん日清戦争までのことである)。
日本は、 冊封されていない、遠くの未開な国といったところ(礼を知らない夷狄)か。
こうして、韓国には、大中国 の次の順位が小中国(韓国)であるとする小中華思想が
残っており、その中で日本は韓国よりずっと下位の国なのである。 ↑よく読んでみて下さい。
韓国がいち早く中国と経済協定を結んだのはこの冊封の復活を考慮してのことかも知れない。
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