BESSA R2A, M-ROKKOR 90mm F4, Ilford XP2
絞り開放の置きピン
レンジファインダーカメラにはだいぶ慣れた。 …と、思う。
というか、BESSA R2A に慣れた、M-ROKKOR 90mm に慣れた
って言った方が良い。
たとえば OM-2N なんかの一眼レフで、うーん、90mm F2 のレンズ絞り開放で
ピントを合わせるとき、すでにファインダーの中では被写体が拡大されているから
簡単に、それも実感を伴って合わせられる。
でも、R2A + 90mm F4 の場合(開放)は これで合ってるかな? ではダメで、縦ずれのない二重像で
「もう少し合わせられるかな?、眼の位置を変えるとダメみたいだな…」
ってとても悩ましい。
それに90mm用のちっちゃなブライトフレームの中では被写界深度の厚さを体感
することが出来ない。
だからレンジファインダーカメラで、構図を考え、露出を考え、ピントを合わせるって
作業は、「これでいいな!」と思ってもまだまだ確実ではない。
測距用のファインダーに対する眼の位置もここ!という位置にしっかり決め、
ピントを合わせるときにはジーッと眼を凝らし、
あ、そうそう身体がフラフラしているとダメ!、ピントを合わせきった時点から
シャッターを切るまでに身体が前後したらピンボケ写真の出来上がり〜に
なってしまう。
そして同時に被写体の下方がどこまで写るのかの確認も怠れない。
M-ROKKOR 90mm F4 はいろんな大切なことを教えてくれた、そう思う。
BESSA R2A, M-ROKKOR 90mm F4, Ilford XP2
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