PENTAX 645 を購入しました。
中判は、ARAX の KIEV 88 CM を持っているんですが、
やはり機械としてあまりにも貧弱で、信頼性が低いため、
使いたい気持ちがすっかり失せていました。
66とか67とかいろいろ選択肢はあったのですが、
①安価であること。
②ストレスなく使えること。
③「タフな機械」であること。
④機動性が高いこと。
⑤システムとして完成されていること。
⑥パーツ・アクセサリーがまだまだ中古市場にふんだんにあること。
⑥いかなる被写体でも無理なく撮れる縦横比。
こんな理由から決めました。
他に利点として
①フィルム一本で16枚撮ることができる。
②KIEV 88 CM のレンズをマウントアダプターにて使えること
(ただしPROGRAM-AE は使えない。絞込み測光で絞り優先AE は可能)。
③交換レンズもかなり安い。
④ワインダーがあるのにもかかわらず、単三アルカリ6本でフィルム100本以上撮れる。
比較検討した BRONICA ETRS ではあっという間に電池を消耗するそうです。
欠点として
①露出補正が1段刻みであること。
そのため、きめ細かい補正を行うには ISO 設定をちょこまか動かさないといけません。
でもこれはボクにはあまり関係ないかな? いつもけっこうアバウトに撮ってますから。
②スポット測光が出来ないこと。
③AEロックが出来ないこと。
④液晶などの交換にメーカーはいつまで対応してくれるのか不明。
他にもいろいろあるでしょうが、調べたこと、そこからボクなりに思いついたことを並べてみました。
最初のフィルムは当初の予定どおり Ilford XP2 を使いました。
低コントラスト設定+ブラックポイントを少し上げて(黒がはっきり出るように)スキャンしました。
↓↓
絞り優先AE で撮っています。 75mm F2.8 -1EV
絞り優先AE、ほぼ最短撮影距離。 朝、職員専用入り口付近で、いささか焦りながら。
もっと良く撮れたのもあるんですが、そっちはもっと丁寧にスキャンし直して、再度アップします。
あ、ゴミ・キズ緩和機能をオンにすると、いつになったらスキャン終わるの?と思うくらい時間がかかります。
ですので、スキャン前にスキャナーを掃除して、フィルムにもほこりがつかないように十分に気をつけないといけません。
ふつうに4800dpi でスキャンすると 35mm フィルムとさほど違わない時間でスキャンし終わります。
で、時間のかかるゴミ・キズ緩和機能の効果は、35mmフィルムと比べると低いと感じました。
プログラムAE にして撮りました。ちなみに ND4 フィルターも装着しています。
撮影データは残念ながら覚えていません。 でもきっと、1/250sec F3.5 くらいでしょうか?、
このデカイ排気口の先端までの距離は2mほどです。
AE にして撮るときは、基本的にプレビューが使えません。
と、そんなこんなで、GR21、OM-4Ti、BESSA R2A らともにどんどん使っていきたいと思います。
2 件のコメント:
おー、渋い!
通好みの選択ですね。
僕は645のカメラを持っていないので記事読んでたら欲しくなっちゃいましたよ(笑)。
>fuzuki さん
こんばんは。
67、66、使いやすいのが欲しかったんですよ。
でも、いろいろ調べて、実物を見に行って、
この PENTAX645 に一目惚れしました(笑)。
MAMIYA も CONTAX も見ました。
MAMIYA は売約済み、CONTAX は高い!!
もうこうなれば PENTAX645 しかないでしょ!みたいな感じで
簡単に決まりました。
とても使いやすいです。
ファインダーは見やすいし1/1000sec でも信頼して切れるし、
16枚、あっと言う間に使い切ってしまいます。
当分、Ilford XP2 と Portra 400 で練習を重ねていきます。
こんなに楽しく写真が撮れるのは、久しぶりです。。。。
コメントありがとうございました !!
fuzuki さんを見習って、頑張ります !!!
コメントを投稿