KLASSE W, Kodak Ektar
久しぶりに KLASSE W を使って見た。
フィルムは Ektar、Ektar という優等生フィルムを使ったからかも知れないけれど、いい感じに撮れた。
シャドウ部の粒々はカメラやフィルムのせいではなくて、スキャンするときにシャープな設定にしたせい。
シャープにスキャンして、最終的にJPEG に落とす時に スムージングをかけ、カリカリにならないように
しているのだけれど、シャドウ部の描写が犠牲になってしまう。
まぁ、これでもいいと思ってスキャンしてる。
スキャン後の画像をレタッチソフトを使ってシャープにする手もあるんだけれど、
とりあえず、それはやっちゃダメだと決めている。
どこかでしっかり線引きをしておかないと、いずれ「何でもあり」になってしまうような気がするから。
いずれ色々試しているうちに良い解決方法が見つかるだろうと思う。
なんかヘンなところで頑固になってしまった(笑)
4 件のコメント:
それ、よく分かるな~。制約って必要ですよね。
僕も「肉眼で見た色に極力忠実に」と「ネガに焼き付けた露出意図通りに」の二つを自分に課しています。
普段影なんて気にしないけど、写真を撮ろうとすると影の存在は無視できないなと改めて感じました。
時には本体よりも雄弁に自身を表現しますし、また逆に想像力をかき立てる効果もありますしね。
壁に写り込む影から色々頭をよぎるイメージ。
とても魅力的な写真です。
>fuzuki さん
こんばんは。
この光景を見たときに写ってくれればいいなぁ、と思ったのは、
スクリーンに施されている和紙の風合いと、シルエットの中に見える滲んだ光の色合いだったんです。
あとは撮る時に眼に入っていませんでした。
この二つがうまく出てくれるように願って露出を補正しシャッターを切ったし、
スキャンするときも最初ニュートラルでスキャンして、
その結果をもとに調整して再スキャンしました。
和紙の風合いは少し目立たなくなってしまったけれどシルエットの中の光は何とか出てくれました。
でも、そのかわり少し暗めのところにジャリジャリが目立ってしまって(笑)。
フィルムカメラとスキャナーを使って写真を完成させるまで工夫することがいっぱいあります。
それがフィルム写真の楽しいところだともう気づいているから、
その楽しみをスポイルするようなレタッチはしたくないです。
fuzuki さんの言われる「制約って必要」、これ、音楽でも絵画でも言えることですよね、
制約がなくなって何でもありになれば、人をビックリさせることは出来るけれど長続きしないし
努力しないようになってしまうし、飽きちゃうし(笑)。
あっし、fuzuki さんの影響を受けまくりですよ、ホント、お手本は fuzuki さん、
でももうちょっと自由奔放にやりたい、そんなところでしょうか。
コメントありがとうございました !!
これからもよろしくお願いいたします!
>orange さん
こんばんは。
最近、モノクロ写真をはじめたせいか、影とか肌理とかにかなり眼がいくようになった感じです。
シルエットをモチーフに撮った写真なんてボクにとっては初めてのことです。
そうですよね、写っているけれど何だろうコレ? みたいな部分ってワクワク成分だと思うようになりました。
シャッタースピードを遅くして景色の中を横切る人を撮った、ぼやけているけれどどこかはっきりしているところもある、
それって何だろう? そういうのも面白いし、どんどん撮っていきたいと思っています。
「見えるようで見えない、何だろう?」をもう少し掘り下げていきたいと考えています。
過去に撮った写真でいいのがあったらアップしますね^^
コメントありがとうございました !!
これからもよろしくお願いいたします!
コメントを投稿