写真の醍醐味は、「実物そのもののコピーであるのに美しく そして見た人の心に語りかける」、そういうところにあると思う。
カメラで何か撮って来たのはいいが、満足も出来ない写真をフォトショップで何とか飾り付け、
あり得ない色、あり得ない光、思うがままにレタッチしつくした「画像」は、
そりゃインパクトはある、見た瞬間にビックリする、だけどそれだけのもの。
写されたものの意味合い、その場の空気を伝えることは出来ないし、
たとえば大勢の人の思い出とリンクさせることが出来ない。
さらに 嗅覚・聴覚・触覚など他の感覚を刺激することが出来ない。
すごいなぁ! とは感じるけれど、あり得ないものだから そこで思考は停止する。
そういう写真はとても浅いと思う。
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